無垢の木暮らし

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家作りに関して気づいたことや、考えたことをまとめています。

スパイスニッチをつけるときの注意点

我が家では検討した結果、採用しなかったスパイスニッチ。スパイスニッチをつけるときの注意点を紹介します。

スパイスニッチとは

キッチンの立ち上がり部分に作ったニッチのことです。

キッチン前に壁が必要になるので、アイランドキッチンのようなオープン型には設置できませんが、塩や砂糖のケースを入れるのにも利用できるので、スパイスをあまり持ってない人にとっても便利です。作業スペースがとてもすっきりしますし、設置したい考える人も多いと思います。

立ち上がりの壁を高くする必要がある

スパイスニッチは掃除が少し手間くらいで使い勝手の面では大きなデメリットはないと思います。ただ、キッチンに立ったときの眺めが変わってくるという点には注意する必要があります。

キッチン自体の高さを85cmとすると、通常キッチン前の壁は100cm、立ち上がり部分は15cmくらいです。スパイスニッチを設けようとすると、立ち上がり部分を25cmくらいにする必要があるので、キッチン前の壁もその分高くなります。

料理する人の身長が155cmとすると、だいたい肩の下あたりまでに壁が来ることになるので、キッチンに立ったときの眺めは大きく変わってきます。

キッチンから外の景色を楽しみたい、キッチンからリビング、ダイニングの様子を見たいという方にとって、これは大きなデメリットだと思います。

まとめ

我が家はキッチンから外の景色が見れるような間取りにしたので、スパイスニッチは検討した結果つけませんでした。

スパイスニッチは壁の高さに影響しますし、建築会社によっては工事の後半につけたいと言っても聞いてもらえない可能性があるので、スパイスニッチが欲しい方は、できれば間取りを決める段階くらいで設計士の方に伝えておいたほうがよいと思います。