無垢の木暮らし

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家作りに関して気づいたことや、考えたことをまとめています。

注文住宅なんだし、壁掛けテレビにしてみた

注文住宅でアンテナやコンセントの位置を自由にできるので、テレビは壁掛けにしてみました。今回は、壁掛けテレビを取り付けるにあたり悩んだことや、取り付けるときのポイントなどをまとめてみました。テレビ周辺のレイアウトは以下の記事をご参照ください。

catacata-og.hatenablog.com

壁掛けする場所に下地補強が必要

テレビはかなり重いので、壁掛けする場所を下地などで補強する必要があります。我が家は間取りの検討段階からテレビを壁掛けする方向で考えていたので、施工の際に下地を入れてもらいました。

設置場所を移動できない

窓から差し込む光のせいでテレビが見にくくなる可能性がありますが、テレビを壁掛けにしてしまうと簡単には設置場所を移動できません。以下のようなアーム式の取り付け金具であれば、ある程度は対応は可能です。

我が家はテレビに光が差し込みそうな窓がなく、カーテンである程度対応できそうだったので、アーム式の金具にはしませんでした。

テレビの取付高さ

テレビの取付高さも固定されてしまいます。高さを調整できるか壁掛け金具がないか探してみましたが、角度を変えれるものはあっても高さを変えれるものは見つかりませんでした。

我が家のテレビは55V型。以下のページによるとテレビの中心位置を110cmにするのが理想のようですが、テレビを主に見るのは妻や子供なので、少し低めの100cmにしました。100cmにしたので、大人が地べたに座ってみるといい感じの高さになってます。子供もそれほど見上げなくてもテレビを見れているようです。

kabekaketv-shop.com

壁掛け用の金具は純正品かそれとも汎用品か

テレビを販売しているメーカーは、壁掛け用の金具を販売しています。テレビと同じメーカーの純正品であれば、間違いなく壁掛けできるという安心感はあるのですが、値段が高いことと、同じメーカーのテレビしか使えないというデメリットがあります。

壁掛け用の金具は、色んなメーカーのテレビに使用できる「汎用品」というものがあり、純正品に比べ安価で売られています。我が家は以下の商品を購入して取り付けてもらいましたが、今のところ問題なく使えています。

壁掛け用の金具の取り付け、テレビの設置をどこに頼むか

壁掛け用の金具は自分で取り付けることもできますが、取り付ける位置もしっかり測る必要がありますし、水平にしないといけないので、どこかに依頼したほうが安心感があります。依頼先の候補としては、以下のとおりです。

私は、家の建築を依頼した工務店に取り付けをお願いしました。

壁掛けしないのであれば、テレビ自体をテレビボードに置くので、そこにブルーレイディスクレコーダーなどのAV機器を設置すると思いますが、壁掛けした場合、テレビボードを設置する必要性はないので、AV機器の設置場所を考える必要があります。

テレビボード

壁掛けテレビでもAV機器のためにテレビボードを設置するのが主流なようです。壁掛けテレビの場合、重いテレビを置くボードに置く必要はないので、テレビボード自体も壁に取り付けてしまう、フローティングタイプにすることができます。

埋込式の棚

注文住宅じゃないと難しそうですが、AV機器用に埋込式の棚を設けてもらう方法です。棚の中まで空配管を用意してもらえば、とてもすっきりしますが、棚の幅・高さが固定化されてしまうので、設置できるAV機器が制限されてしまう可能性がある点は認識しておく必要があります。

ただ、ブルーレイディスクレコーダーであれば、どのメーカーのものはサイズは同じようなものなので、AV機器に特にこだわりのない方はこの方法を採用してもいいかもしれません。

ウォールラック

AV機器を置くためのウォールラックも売られていて、配線を隠すことができます。

インテリアの小物を置くようなラックでも、奥行きと耐荷重が十分あれば、AV機器を設置可能です。奥行きに関しては、電源コードやHDMIケーブルを差し込むが必要があるので、AV機器自体の奥行き+6〜10cmほど用意しておく必要があります。

注文住宅でラックの取付位置があらかじめ決まっているのであれば、その位置に合わせてコンセントやアンテナ、空配管を用意してもらうと配線を隠せてすっきりします。我が家は配線を隠しませんでしたが、以下のウォールラックを取り付けてます。

配線がしづらい

テレビボードに設置する場合と違い、テレビ裏の配線スペースはかなり狭くなります。電源コードのプラグですら刺しにくいので、テレビを壁掛けするときに配線してしまったほうがやりやすいです。

我が家は入居前に壁掛けだけしてもらい、後から配線したのですが、電源コードの差し込みとテレビ側のアンテナの接続が特にやりにくかったです。

 

アーム式の取り付け金具にする、もしくはテレビと壁の間が少しでも広く取れる金具にすれば、後からでも配線しやすいと思います。

まとめ

以上、壁掛けテレビの取り付けに関してまとめてみました。壁掛けするにあたり色々と考えることはありますが、壁掛けテレビにするとテレビ周りがスッキリして見えます。

実際に壁掛けしてみて、頑張って良かったと感じていますので、壁掛けするチャンスがあるのなら挑戦してみるのはいかがでしょうか。